良い取引と悪い取引

きちんと準備をしたからこそ、ビジネスで成功できるというのは本当だ。しかし、あなたがいくら準備をしても、ダイヤモンドとキューピックジルコニアとを見分けることができなければ、わずか数秒で人生に大惨事を引き起こすことになりかねない。つまりそれは、悪い取引の署名欄に自分の名前をサインするときだ。たしかにそれはとても恐ろしいことのように聞こえる。しかし、良い取引と悪い取引を隔てるグレイゾーンというのはほとんど存在しない。そして私にとっては、そのあいまいな部分さえはっきりと白か黒かに分かれる。取引には良いか悪いかしかなく、幸いなことに悪い取引を見分けるのはやさしい。それは単に、数字のつじつまがあわない取引だ。言い換えれば、悪い取引では、予想されるキャッシュフロー一一収入から総支出を差し引いたものが低いか、マイナスになっている。

良い取引では数字のつじつまが合い、悪い取引ではつじつまが合わないのだこれは、おそろしくはっきりしていることのように思えるだろうか。もちろんそうだ。しかしこの単純な真実を、投資家たちがどれだけ看過しているかを知ったら、あなたもびっくりするだろう。彼らは、物件の運用実績ではなく、売主の言い値かそれに近い値段をもとに物件を購入する。次に挙げるのは、不動産投資に関わるいくつかの原則だ。

・売主が要求する価格は不適切なものである。

・あなたが割り出した物件の価値が、あなたのオファーの額となる。

・集合住宅の場合、物件の価値は、現在のキャッシュフローに基づいたものになる。

これらの3つの原則が、不動産投資の基本となる。

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